RSS

お米は脳のエネルギー源


最近では、炭水化物を抜くダイエットなどの流行もあり、1日に1食もご飯を食べないという人もいるようですね。
でも、お米には栄養素がたっぷり入っていて、お米を抜くと栄養が不足してしまう恐れがあります。
では、お米には一体どんな栄養素がどれくらい入っているのか、みてみましょう。

お茶碗1杯(150グラム)の白米には、炭水化物が55.65グラム、タンパク質が3.75グラム、ビタミンB1が0.030ミリグラム、ビタミンB2が0.015ミリグラム、カルシウムが4.50ミリグラム、鉄分0.15ミリグラム、マグネシウムが10.50ミリグラム、亜鉛が0.90ミリグラム、脂質が0.45グラム、食物繊維0.45グラム含まれています。【五訂日本食品標準成分表より】

お茶碗1杯でこれだけの栄養素が摂れるお米には、良質のでんぷんも含まれていて、エネルギーを蓄え、持続力を発揮します。

実際、オリンピック選手でも、競技前におにぎりを食べてメダルを獲得したという人もいます!
お米が最高のエネルギー源ということが、こうした例でも既に証明されています。

また、お米のでんぷんは体内でブドウ糖となり、脳のエネルギー源として活躍してくれる栄養素です。
だから、お米を食べていれば脳が活性化して、頭の働きが良くなるのです。(朝食にごはんを食べる子と朝食を抜く子の比較では、朝食にごはんを食べる子のテストの結果が良かったという報告もあります)
お米は体だけではなく、脳にも良い影響を及ぼすのですね。

お米を食べると、太ると言われることもありますが、それは間違いです。
もちろん食べ過ぎはいけませんが、おかずに海藻類や大豆などを取り入れ、栄養バランスの良い食事を心がけるようにすれば、むしろお米はダイエット食であり、ヘルシー食でもあります。
お米はどんなおかずにも合う淡泊な味ですから、どのような食材とも組み合わせやすく、バランスのいい食事を摂りやすいというのもメリットでしょう。

お米は腹もちもいいので、お米をしっかり食べると、間食を減らすことができます。
お菓子が好きでダイエットができないという人でも、お米を抜かさず食べていれば、自然にお腹が膨らみ、お菓子の量も減っていくので、きっとダイエットできるはずです。

ページトップへ