お米のカビ対策
湿気の多いじめじめした季節には、どんなものにでもカビが生えやすくなりますよね。
お米も同じです。保存場所が悪いとお米にもカビが生えてしまいます。
高温多湿の場所でお米を保存していたり、お米に水がついてしまったり、温度変化の激しい場所で保存していると、いつの間にかカビが生えてしまうことに。
カビが生えてしまうと、お米は黒っぽくなったり、赤や褐色、青、灰色などになり、粉っぽい状態になっていきます。たとえカビが生えてしまったお米を食べても、必ずしも健康を損ねるというわけではありませんが、発癌性物質が生成されてしまう危険性もあるので、あまり口には入れない方がいいでしょう。
カビに気付かなかったとしても、お米をとぐ時に臭いが気になったり、とぎ汁に色が付いているなら、お米にカビが生えている可能性大です。お米の異変に気付いたら、すぐに処分してしまいましょう。
お米にカビが生えないようにするには、高温多湿にならない適切な保存場所を選ぶ必要があります。お米の保存にちょうどいい場所は冷蔵庫です。冷蔵庫の野菜室なら湿気も少なく適温で、お米の劣化も防げます。
気温も湿度も低い秋から冬にかけては、必ずしも冷蔵庫で保存しなくても、室温でもカビを防ぐ事ができます。
ただ、米袋のまま保管すると、米袋の小さな穴から水滴などが入り、カビが生えてしまう可能性もあるので、保存する時は密閉容器に移し替え、水回りではない、冷暗所に保存するようにしましょう。
冷暗所でも、長期保存となるとお米が劣化してしまうので、できれば2〜3週間ほどで使いきれる量を、保存するようにした方がいいでしょう。
梅雨時期から夏にかけては、特に温度も湿度も高くなってくるので、安易に台所の下など、高温多湿の場所にお米を放置してはいけません。冷蔵庫に入れて保存しましょう。
密閉容器に全てのお米を入れて冷蔵庫に入れるのが無理な場合には、お米をペットボトルに小分けしてから、冷蔵庫の隙間などに並べ入れて保存するようにしましょう。
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