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お米の保存に適した温度

お米は、温度が上がると劣化が進みます。
そのため、お米の味を落とさないようにするには、できるだけ涼しいところで保存する必要があります。
お米の保存に適した温度は、10度〜15度くらいですが、温度が低ければ低いほど酸化するのを防ぎます。
いつもよりも10度低い場所でお米を保存すれば、お米が劣化するスピードも半分になるということです。

温度によってお米の鮮度や味はかなり変わってきます。
だから常温で保存しているお米と、冷蔵庫で保存しているお米では、鮮度も味もかなり違ってきます。
冷蔵庫の中の温度は3度くらいで、野菜室でも5度程度。
ということは、10度〜15度で保存するよりも、劣化のスピードは相当遅くなりますし、虫がつく心配もありません。
それに冷蔵庫は乾燥しているため、カビの発生も防げます。

ただ、臭いのする食材が庫内に入っていると、臭い移りして味が落ちてしまうこともあります。
冷蔵庫でお米を保存する場合には、密封容器に入れて、臭いの強い食材のそばには置かないよう気を付けましょう。

でも、冷蔵庫の中が、お米の保存に最も適した場所だとは言えません。
というのも、冷蔵庫の中は、温度が低く乾燥しているので、お米の水分が失われてしまうことも考えられます。
冷蔵庫を使ってお米を保存する場合、温度が低すぎない野菜室での保存をオススメします。

冷蔵庫ではスペースを確保できず、どうしても保存ができないという場合には、少し費用はかかりますが、お米の長期保存に適した米びつが販売されているので、そういったものを利用してみてはいかがでしょうか。
お米の保存に適した約15度の温度と60%程度の湿度を保てる米びつを購入すれば、冷蔵庫に入れなくても、害虫やカビの発生もなく、白米の劣化を防ぎやすいでしょう。

最後に、お米の鮮度を保つには、適切な温度管理、湿度管理が必要になってきます。
特に暑い夏場は、温度も湿度も高くなり、お米にとっては劣悪な環境に…。
夏場だけでも冷蔵庫の野菜室で保存するようにすれば、お米の鮮度も保たれ、美味しいお米が食べられます。

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