米を使ってご飯を炊く
氷を使ってご飯を炊くと美味しくなるということはご存知でしょうか。
プロもご飯を炊く時に氷を使う人が多いと聞きます。
氷を使うというと意外に思われるかもしれませんが、炊飯器のスイッチを入れる前に氷を投入するだけなので簡単ですし仕上がりがかなり違うんです。
先ず、お米は普段通りに研ぎましょう。
研ぎ終わった後にお米を炊飯器に移し、水を入れて氷を乗せるだけで終了です。
水と氷を入れたら15分程度置いた方がいいでしょう。
後は、いつも通り炊いて問題ありません。
ただし、氷の分量だけ水は若干少なくしておかないといけません。
計量カップなどに先に氷を入れて、その上に水を規定通りのところまで入れると上手く調整出来ると思います。
尚、ご飯の量に対して氷が何個と決まっているわけではありませんが、おおよそお米4合に対して氷が2個程度でしょう。
もちろん、これ以上でも大丈夫だとは思いますが、お米に対してあまり氷が少ないと効果が出ないかもしれないので注意が必要です。
これで炊き上がりが、つやつや、ふっくら、もちもちとした感じで美味しくなるのです。
新米でも古米でも、この方法で美味しくなるのですが特に古米の場合は炊き上がりの違いを感じるかもしれません。
通常、古米は水分が少ないので普通に炊くとパサパサした食感になってしまいがちなものです。
しかし、氷を入れることで何故かモチモチしたお米になるのです。
お米を冷たい水で炊くと美味しいというのは昔から言われていることなので、氷を入れることは理にかなっているとも考えられます。
お米はゆっくりと炊くことで甘味が増すとも言われますから、氷を入れることで水温が下がり炊き上がりに時間がかかることがお米を美味しくしているということなのかもしれません。
余談ですが、水温が高いとお米が黄ばんでしまうことがあります。
真っ白いご飯にするためには出来るだけ冷たい水で炊く方がいいのです。
また、炊飯器で保温しておく場合、食べる時にパサパサしてしまっていることがあります。
こういう時は食べる30分程度前に1合で1個程度の氷を入れておくとお米が黄ばんだりパサパサになったりするのを防げると思います。
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