意外と簡単、土鍋でご飯を炊く方法


普段ご家庭では、炊飯器でご飯を炊いていると思います。
でも、土鍋で炊くと、炊飯器では味わえないお米の旨みを味わえますよ。

土鍋は、熱伝導性が低く、保温性が高いのが特徴です。
お米を炊く時には、この土鍋の特徴が最大限に生かされ、美味しいお米が炊き上がります。

お米を炊くとき、「はじめチョロチョロなかパッパ、赤子泣いても蓋取るな」というフレーズ、ご存じの方も多いと思います。土鍋だと熱が伝わりにくいので、お米はゆっくり加熱され、はじめチョロチョロという状態を簡単に実現できます。

また、土鍋の保温性の高さにより、なかパッパの状態を維持でき、火を消した後も、保温が続くため、余分な水分がなくなり、炊きむらのないふっくら美味しいご飯が炊き上がります。

でも土鍋でご飯を炊くのはちょっとハードルが高い・・と思っている人もいるのでは?

実は、土鍋でご飯を炊くのは意外と簡単です。土鍋で美味しいご飯を炊いてみたい!という方に、土鍋でご飯を炊く方法をご紹介します。

お米を研ぎ、夏場なら30分、冬場なら1時間程度浸水させておきます。
次に、土鍋にお米を入れ、お米が2合なら400〜450ml、3合なら600〜650mlの水を入れて、中火にかけます。
沸騰したら弱火で15分ほど炊き、確認しながら水気がなくなるまで炊き上げ、音や目で水分が残っていないのを確認してから、もう一度火を中火に戻し10秒ほど加熱してください。
それから、火を止めて10分ほど蒸らせば完成です。(蒸らし終わったら、蓋を開け、釜全体のお米を混ぜて水分をとばしてください。

水加減と火加減さえ間違えなければ、土鍋でも簡単に美味しいご飯が炊けます!
2回目以降は、ご自分の好みで水加減を調節してみてください。

とはいえ、今では炊飯器でも土鍋で炊いたようなご飯に仕上がるものがありますが…

美味しいご飯を毎日食べるというのは、米を主食とする日本人にとっては最高の贅沢ですよね。
炊飯器はラクで便利ですが、時には土鍋でご飯を炊いて、いつもとはちょっと違った上質なご飯の旨みを味わってみてはいかがでしょう。