お米は精米後、長く保存していると、どうしても鮮度が落ちてしまいますよね。
お米の保存期間の目安としては、秋・冬だと精米日から約1〜2ヶ月、春は精米日から約1ヶ月、夏は精米日から1〜2週間程です。
玄米で保存した場合、保存期間は精米の倍以上なので、長期保存したいなら、玄米のまま購入して、食べる分だけ、その都度精米するというのがベストですが…少々面倒ですよね。
というわけで、精米でも鮮度を保ちながら保存できるオススメの保存方法についてご紹介します!
まず、お米の保存に重要なのは、遮光度、温度、湿度、密閉度です。
直射日光が当たらない適度な温度・湿度のある場所で、酸化しないように密閉した状態で保存すれば、お米の鮮度を保つ事ができます。
お米にとってベストな環境は、遮光された気温15度、湿度70%の場所。
これを実現するのに最適なのが冷蔵庫の野菜室です。
ところが、お米を5キロ、10キロ買って、冷蔵庫にお米を保存するとなると、冷蔵庫にはそのまま入らないので、小分けする必要がありますよね。そこで便利なのがペットボトルです。
不要になったペットボトルを数本、キレイに洗って乾燥させ、漏斗を使ってお米をペットボトルに小分けして入れていきます。
そして、ペットボトルに入れたお米を冷蔵庫に保存すればOK!
冷蔵庫に入らない場合は、冷暗室で保存しましょう。
ペットボトルは密閉性が高く、お米の酸化を防ぐ事ができるため、お米の鮮度を保つには最適な入れ物です。
夏場は、特に鮮度が落ちやすく、虫もつきやすい季節なので冷蔵庫保存をおすすめします。
冷蔵庫に保存すれば、虫もつかず、味も落ちないので、夏場でも毎日安心して美味しいお米が食べられますよね。
ペットボトルに小分けするのが面倒な人や、冷蔵庫がいっぱいでお米を保存できない人は、冷蔵機能付きの米びつを購入するという手もあります。
冷蔵機能付きの米びつなら、買ったお米を米びつに入れるだけで、お米にとって理想的な温度と湿度で保存できるから便利ですよ。