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お米の需要が増えると

お米というと日本のものというイメージがあるかもしれませんが、今や日本のお米の需要は減り続けているとされています。
需要と供給の関係は難しいものなので一概には言えないのかもしれませんが、もっと需要が増えればお米を作る農家さんも増えるのかもしれません。

ちなみに、今の日本人は食事の欧米化が進み、パンや洋食中心に食生活をしているという人も多いかもしれません。特に女性はランチにお米という人は減少傾向にあるのかもしれません。
パスタやお洒落な洋食といったものが人気のように思われます。

しかし、日本にはおにぎり、お寿司といったようにお米を使う料理はたくさんあります。では、世界で一番お米を食べている国はどこでしょう。
そもそも、お米を使った料理がないという国もあることを考えると、日本は1位、もしくは上位じゃないのかなと思われるかもしれません。ところが、全く違うのです。

トップはバングラデシュ。
この国の人の一日のお米消費量は、日本のコンビニおにぎりに換算すると10個以上になるらしいです。

2位がラオス、3位がカンボジア、4位がベトナム、5位がインドネシアです。上位はアジアですが、同じアジアの韓国は15位ランクとなっています。 そして日本はというと、なんと50位なのです。
トップのバングラデシュの人々と比較すると、一日のお米消費量は1/3程度になるそうですから、かなりお米の消費量が減少しているようです。

農家さんにとって困ることのひとつがお米の価格が低下することですが、これは需要よりも収穫量が多くなれば起こります。
2013年の時には、1996年と比較して需要量が20%程度も減少していました。 ピークだったのは1962年だそうですが、この時と2013年を比較すると1人が年間に消費する量が半減していたそうです。

大手スーパーなどにとっては、高い銘柄を特売することが出来るというメリットがないわけでもないらしいですし、お米を原材料とするメーカーなども原価が下がるわけですが、お米を作る農家さんにとっては厳しい状況にあるのかもしれません。

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